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芸術の秋

芸術の秋

秋といえば、実りの秋、学問の秋、行楽の秋、スポーツの秋などなど、さまざまな表現がある季節です。今回は、秋といえば「芸術」!ということで、森銀器製作所の所蔵品を一部ご覧にいれたいと思います。お楽しみいただけますと幸いです。

「葡萄に栗鼠(りす)」 鹿島一谷(1898―1996)作

葡萄に栗鼠(りす) 葡萄に栗鼠(りす) 葡萄に栗鼠(りす) 葡萄に栗鼠(りす)

■鹿島一谷(かしま・いっこく)氏は彫金家で重要無形文化財「彫金」保持者(人間国宝)。

東京で代々、彫金をする家に生まれ、象嵌(ぞうがん)の技術を継承。鹿島家伝来の布目象嵌(ぬのめぞうがん)をはじめ、様々な象嵌技法を習得しました。

唐招提寺国宝「金亀舎利塔」などの保存・修復にも従事。 繊細な絵紋様を特色とし、伝統的技法を現代に生かした作風で知られます。


本作は高さ55僉⊇杜7圓曚匹△觸禧篝修梁膩榛酩覆任后作品全体に広がる葡萄の実や葉の間から、リスの姿が見え隠れしています。 人間国宝の彫金の技をご堪能くださいませ。

「純銀 花瓶 鹿」彫金:遠藤兆映/鍛金:田中光輝

純銀 花瓶 鹿 純銀 花瓶 鹿 純銀 花瓶 鹿 純銀 花瓶 鹿

■遠藤兆映(1927-2017) 遠藤兆映(えんどう・ちょうえい)氏は彫金家。屈指の技術力で、日展での内閣総理大臣賞受賞をはじめ、数々の名誉ある賞を受賞しました。


■田中光輝(1905―1983) 田中光輝(たなか・みつてる)氏は鍛金家で、田中照一氏・田中正幸氏の父であり金工を伝授した師。人間国宝の奥山峰石の鍛金の師でもあります。作品は日展をはじめとした展覧会で入選し、受賞しています。


鍛金によってつくり上げた花瓶の立筋模様をまったく崩すことなく、彫金がほどこされています。大胆かつ落ち着きのある彫金は、遠藤兆映氏の真骨頂です。

「純銀 打ち出し布袋」田中光輝(1905―1983)作

純銀 花瓶 鹿 純銀 花瓶 鹿 純銀 花瓶 鹿 純銀 花瓶 鹿

■田中光輝氏は、田中照一氏・田中正幸氏の父であり金工を伝授した師。人間国宝の奥山峰石の鍛金の師でもあります。作品は日展をはじめとした展覧会で入選し、受賞しています。


日本では「七福神」のおひとりとして知られる布袋様。無病息災、商売繁盛などのご利益があるといわれます。 この布袋様がどのように作られたか、想像できますか?なんと、一枚の純銀の板を「鍛金」の技術によって打ち出して成形し、布袋様を形づくっているのです。4枚目の底面からの画像をご覧になれば、一枚の板から打ち出していることにご納得いただけるでしょうか。 高度な技術力あってこそ作り出せる大作です。

※手に持った団扇(うちわ)や背中に置いた袋のひもは、別に作成しています。

「純銀 酒器揃え」田中照一(1945〜)作

純銀 酒器揃え 純銀 酒器揃え 純銀 酒器揃え 純銀 酒器揃え

■田中照一氏は、鍛金家。父である田中光輝氏を師とし、鍛金技術を学び、卓越した技術力を誇ります。日展(日本美術展覧会)、新日本工芸家連盟を中心に活躍する、金工界の重鎮です。


眺めるほどに美しい亀甲紋の酒器揃えです。 これほどまでに精緻な亀甲紋を打ち出せるのは、田中照一氏の技術力あってこそ。

銚子に注ぎ口が二つある、趣あふれるデザインで、ユーモアのあるお人柄も感じられます。

酒杯をご覧いただくと、亀甲紋が杯の外側ではなく内側にほどこされています。杯の外側には金鎚の痕がまったく見られません。作り方を想像してみるのも、おもしろいですね。

「純銀 角紋花瓶」 田中正幸(1950-2005)作

純銀 角紋花瓶 純銀 角紋花瓶

■田中正幸氏は、鍛金家。父である田中光輝氏を師とし、鍛金技術を学びました。日本工芸会理事、日本伝統工芸展鑑審査委員、伝統工芸日本金工展鑑審査委員を歴任し、金沢美術工芸大学講師を務めました。多数の受賞作があり、宮内庁および文化庁よりそれぞれ3度、作品お買い上げを受けています。


まず目を引くのは、全体の形の美しさ。そして、丹念かつ精緻に打ち出された角紋にもご注目ください。

銀は無機質な金属です。にもかかわらず、銀で作られた作品からは、あたたかみが感じられるのが不思議です。それは熟練の手仕事により命を吹き込まれた金工工芸の魅力であり、「東京銀器」の魅力でもあります。

純銀製の縁起玉盃「龍と玉宝」

ひとつひとつ手作業でつくり上げた、伝統的工芸品「東京銀器」の置物をご紹介します。 ご自宅にお飾りいただいたり、お祝いや記念品などの贈り物としてもおすすめです。

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